『焼き場に立つ少年』
写真展~ジョー・オダネル~
NPO法人これからの葬送を考える会九州 主催
神力寺・常妙寺・妙瑞寺3ケ寺共催の写真展を行います。
今から72年前、戦争によって自らの人生や命さえも、自由のない時がありました。
自分の死後は、誰かに託さざるを得ません。
当時は、託さざるを得ない自分自身も、託される人々も、
不本意な時代を生きてきたのです。
日本が辿ってきた経験から私達は何を学び、
日々の生活に生かすことが出来るのでしょうか。
米軍カメラマンが、密かに記録した戦争の一瞬を切り取った貴重な写真50点から
今を生きる私たちが最後まで自分らしくありたい「命」について、
年齢や立場を超えてそれぞれ深く考え、語り合う機会にして下さい。
場所:神力寺本堂
日時:8月5日(土)~9日(水)
10:00~16:30【入場無料】
ジョー・オダネル
(1922年~2007年)
アメリカのフォトジャーナリスト
1945年、占領軍として原爆投下直後の長崎に入る。
原爆の破壊力を記録することが軍の命令だったが、
それに背き、密に瓦礫の中で生きる日本人の姿を撮影。
トランクの中に封印するも50年後のそれらの写真を公開。
晩年まで、体験を語る活動を伝える。
2007年、奇しくも長崎に原爆が落ちたのと同じ8月9日に85歳の生涯を閉じた。