鐘楼堂(鐘つき堂)を建設します。
神力寺住職 亀山環舜
高祖日蓮大聖人ご降誕800年と神力寺開創360年を記念して
鐘楼堂(鐘つき堂)を再建します。
昨今、地震や災害が多く発生しています。
昨年4月におきた熊本・大分地震では当地は被害が少なかったものの
震度5弱の揺れや続く余震に大変怖い思いをいたしました。
その中で人と人とのつながりが一番大事なのではと思いました。
これからも地震や災害は起こり続けるとおもいますし、
近い将来、南海トラフ地震も発生するいわれております。
だからこそ、人と人を結ぶお手伝い
そして何事にも「ありがとう」と感謝をする心を伝えていきたいと思い発願し、
檀信徒の賛同を得て再建へとこぎつけました。
この梵鐘は『帰命の鐘』(きみょうのかね)と名付けます。
『帰命』(きみょう)とはいのちに感謝し敬う心
その心がこの梵鐘の響きにより伝わり、人々が安らかに暮らせるお手伝いが出来たらと思います。
本年12月の完成を予定しております。
5月には富山県高岡市にある鋳物メーカーの老子製作所に
梵鐘の鋳型(いがた)に金属を流し込む火入れ式に檀信徒ともに行ってこようと思います。
予定としては5月18日(木)に火入れ式にのぞむ予定です。