今日は台風一過の晴天。大分県日蓮宗の僧侶27名と参拝に行ってきました。
お寺のお坊さんが、神社にお参りと思われるかもしれませんが、
お参りにいくのです。
明治以前は神仏習合でお寺の中に神社があったし
神社の中にはお寺があるのが普通でした。
私が住職を務めさせて頂いている神力寺も冬田八幡宮のお寺として
創建されました。
その縁も感じながら、全国の八幡社の総本社
「宇佐八幡宮」にお参りさせていただきました。
宇佐八幡社は全国的にも珍しい、寺院様式の神社です。
それもそのはず、今は「八幡大神」(ハチマンオオカミ)とおよびしますが、
明治以前まで「八幡大菩薩」と呼ばれておりました。
だから、神仏習合のお寺だったのです。
事実、弥勒寺といわれた天台宗のお寺があったのですが、
明治初期の廃仏毀釈運動により取り壊されて「宇佐八幡宮」となりました。
最初はちっと汗ばむ感じがありましたが、
本殿にお参りするころには風もあり心地よい
お参りができ、気持ちよくお経をあげさせて頂きました。
その時、確かに神様がいらっしゃる感じがしました。
きっとお参りに際し、八幡大菩薩がお迎えくださったのではと感じました。
南無妙法蓮華経