花まつり法要
5月22日(日)午前11時より、「帰命の塔」合同慰霊祭に引き継き、
花まつり法要(お釈迦さまの誕生)を行いお釈迦さまのお誕生をお祝いいたしました。
法要に前の2週間ほどかけて蓮(はす)の花を60個ほど檀信徒とともに製作し
家族が幸せでありますよう、ご先祖さまに供養が届きますのようになど様々な願いを込めました。
その願いのこもった蓮の花と甘茶をお供えして今から2600年前にこの世にご出現されたお釈迦さまの徳をしのびました。
お釈迦さまは紀元前463年(諸説ありますが最近一番有力な説とされています)の4月8日にネパールの南部、カピラ城という小国を作っていた釈迦族の王子さまとしてお生まれになられました。
父は浄飯王(スッドゥダナ)、母は摩耶(マーヤ)です。
お生まれになったとき、7歩あるいて右手で天、左手で地をさし
「天上天下、唯我独尊」てんじょうてんげ、ゆいがどくそん
~天上から地の底まで、すべてのもの、生きとし生けるものにとどまらず、山川草木にいたるまで仏の命を持っているので尊い~
とおっしゃったと伝えれております。
その際、天の神々が喜んで花と甘い雨を降らせたといいます。
それが花と甘茶をお供えする由縁です。
お釈迦さまがこの世にお生まれになったからこそ「仏教」がこの世に誕生しました。
「ありがとうございます」という感謝の気持ちを込めて
お祝いの法要を檀信徒10数名の方々と共に行いました。
その後、お釈迦さまがインドの方ということにちなみ神力寺特製カレーをみんなで一緒に食して親睦を深めました。
(ハスの花づくりの風景)
神力寺特製カレー(前日より大鍋で煮込みました)
おかわりをされる方が多かったです!