今日は石材店の方に頼まれて、大分川ダムの工事現場へお払いに行きました。
滅多に入れない、工事現場にワクワクしながら、入らせて頂きました。
大きなダンプが行き交っています。普通ダンプより幅が2倍はあるようです。
こんなダンプどうやって工事現場まで運んできたのだろうかと不思議に感じるとともに
きっと夜中に移動をするのかなと勝手な想像をしました。
夜中の国道を片側2車線すべて覆い尽くすダンプが走っている姿は壮観な感じなのだろうなと感じました。
それはさておき、その工事現場の山頂の方に本日、お払いに来た目的地があります。
祖神という漢字は読めるのですがあとは達筆なので読めません。
聞くところによると当地をもっていた方のご先祖が猟師をしていて
猿を鉄砲で撃ったそうなのですが、その猿は見つからず
それからその方は体調を崩したそうです。
それは猿の祟りに違いないということで、この祖神をお祀りしているとのこと。
こんな山頂なのですが、昔は家が側にあったそうで、時代の流れとともふもとの方に移られました。
時々はお世話をしに登ってきていたのだそうです。
その場所がダムの工事現場となり、ダムを作るための残土に埋められてしまうこととなり
それではご先祖様に顔向けができないということで移転の運びとなりました。
朝、雨が降っていたのですが、お経の最中は神仏のご加護か雨があがっておりました。
後日また、移転した場所にお経をあげに行きます。
昔から、日本は八百万の神様がいたるところ、山や川、田んぼなどいたるところにいて
目には見えませんが、私たちを護ってくれています。
大切にいたしましょう。させていただいているという敬虔(けいけん)な気持ちが大切です。
謙虚な気持ちはお釈迦さまが伝えたい気持ちです。
慢心してはいけませんよ。
南無妙法蓮華経